Mevo がリモートワークのPCカメラとして最強になっていた件
Mevoというカメラを知っていますか? 4Kカメラでスマホから映像を切り出してスイッチング出来、単体でもYoutube live やSNSで配信できるガジェットです。
国内では正規取扱店がないのでほしいとなると自分で公式サイトから購入することになるのでちょっと難易度が高いやつですが、自分は公式サイトから購入しカメラやPCを用意しなくても配信できるメリットは大きくよくイベントの配信で利用していました。
Mevo + Mevo Boost + オーディオインターフェース の組わせが優秀な件 - 音味
ここ1年以上はコロナの影響もありイベント会場からの配信もなくなり出番がなくなっていたのですが、改めて公式サイトを見るとファームウェアのアップデートでめちゃくちゃいい感じになってました。
そして気づけば自宅でのWeb会議のときのカメラがSony α6400ではなくMevoを使うことのほうが増えてきました。このことについて国内で記事がないのでレビューを書いておきたいと思います。
3行でまとめると
- Mevo は4K画質のカメラで複数台のカメラがあるかのようにスイッチングスマホアプリから直接配信できるカメラ
- webcamとして認識させることができる。そしてwifi経由のワイヤレスでも接続可能!
- 手元にスマホを置いておけばいつでも自分の映像をモニタリングできる
目次
- 3行でまとめると
- 目次
- 初代MevoでもファームウェアのアップデートでWebカメラとして認識される
- ワイヤレスのWebカメラとして使える
- カメラをリモートで操作できるメリットはWeb会議では大きい
- 音声は取り込めない
- カメラ本体が小さい、軽量なので設置しやすい
- 一番の問題は国内で売っていない!
初代MevoでもファームウェアのアップデートでWebカメラとして認識される
今発売されているMevoは新しいシリーズでMevo Startという名前になっています。
一番の違いは新しいMevo Startのほうがバッテリーの持ちが良くなりオプションのイーサーネットアダプタをつけるとなんとNDIカメラとして認識され給電もできる点です。
また初代Mevoも含めファームウェアを最新版にするとなんとWebカメラとしてPCに認識されるようになったのです!つまりはWeb会議でPCカメラの代わりにMevoを使うことができるのです。*1
手元のスマホでカメラの映像を見ながらどの画角を写すかをピンチで調整できますし、顔認識機能を利用してカメラに顔を追随させることもできます。また、カメラの色合いなどもスマホから調整できます。4K画像からの切り抜きになるので4K画像そのままではありませんが、Web会議の映像画質としては十分だと思います。
Webカメラモードはベータ版だけどそこそこ安定して使えています。
ワイヤレスのWebカメラとして使える
また凄いところがwifi経由で接続ができるのです。内蔵バッテリーでPCから離れたところに設置しつつその映像をWebカメラとして取り込むことができるのです。しかも画角の操作は手元のスマホからアプリでできてしまうと。もう最強です。
wifi経由で使うためには、PCにリモートコントロールのソフトをインストールする必要があります。インストールしたアプリを起動することでwifi経由で接続することが可能になります。
カメラをリモートで操作できるメリットはWeb会議では大きい
画角を調整できる一番のメリットはカメラの設置位置を厳密に決めなくても、会議が始まってからでも調整可能ですし、多少自分が動いても常に自分を画面の中心に持ってくることもできます。この使い勝手の良さは他の外部カメラではできないMevoのメリットです。
初代Mevoはブースターを付けないと1時間ちょっとぐらいしか持たないので、使い勝手を考えるとUSBでPCと接続し給電しつつWebカメラとして取り込むのが扱いやすいです。
音声は取り込めない
Mevo自体は内蔵マイクもついていて配信カメラとして使う場合は音声を使うことができますが、Webカメラとして使う場合は音声入力としてMevoは認識されませんでした。もしかすると今後のファームウェアのアップデートで対応するかもしれませんが現状音声は別にマイクを用意する必要があります。
カメラ本体が小さい、軽量なので設置しやすい
一眼レフカメラをWebカメラとして利用したりする人もいると思いますが、どうしても設置場所が取られてしまいます。それに対してMevoは軽量なので軽いアームスタンドがあればしっかりと安定して固定できます。自分はクランプを使って固定していますが、ガタつくことはありません。
一番の問題は国内で売っていない!
自分のように昔にMevoを買ったまま使っていない人はラッキーという感じでフル活用できますが、この記事を見てMevoを欲しくなった人は英語の公式サイトからがんばって購入する必要があるという点です。2021年4月の段階で関税込みで5万ちょっとぐらいで購入できるんじゃないかなという感じです。ガジェットとしてはちょっと高い印象ありますがWeb会議のWebカメラとしては最強じゃないかなと思います。
ちょっと変わったガジェットに手を出すのが好きな人はぜひ検討してみてはどうでしょうか?
*1:音声は認識されないのであくまでカメラだけです