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Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタ レビュー: お手軽なハイレゾ音源に対応したUSB-C DAC

Amazon Music HD が Amazon Music Unlimitedに入っていれば実は無料でアップグレードできることを知り、これでハイレゾ音源を楽しめるぜいと思ったら、手持ちのPixel3のスマホのイヤホンジャックからだと 24bit/48kHz までしか出ないことを知り、何かお手頃なDACがないかと思っていたら 安心安定の Anker から1,500円とお手頃なDACが出ていたので買ってみたのでレビューです

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Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタ

amzn.to

3行でまとめると

  • Anker USB-C のスペックは 24bit/96kHz
  • マイク付きイヤホンのマイクも外部マイクとして認識される
  • お手軽ハイレゾDACとしておすすめ

目次

なぜ Anker USB-C の ハイレゾDACを買ったのか?

 昔は良い音で音楽を聞くとなるとCD音質(16bit/44.1kHz)が最高でそれ以上の高音質な音源はなかなか手軽に入手できない時代でした。しかし気づけばApple MusicやAmazon Music HDで高音質(24bit/96kHz以上)な音源を気軽に楽しむことができるようになりました。

 ただ、音源がどんなに高音質になっても、イヤホンが高級でも再生機器側のサンプルレートが低いとハイレゾで楽しむことができません。 今どきのmacやデスクトップは設定からフォーマットを変えればOKですが、スマホのイヤホンジャックからだとCD音質(16bit/44.1kHz)までしか対応していなかったので今回お手頃なハイレゾ対応DACを購入してみました

 この音質の違いなどについてはまた後日感じたことを書いてみたいとは思います。

Anker USB-C のスペックは 24bit/96kHz

 サイトにはハイレゾと書いてあるけど、どこまでのスペックなのか気になりつつ実際に確認してみると最大24bit/96kHzまでの対応でした。Amazon Music HDだとさらにハイレゾなフォーマットの音源もあったりしますが、ひとまずハイレゾで聞けるというのは間違いないですね。macでは "Hi-Res Audio" という名前で認識されていました。

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macの Audio Midi でオーディオ出力の設定を確認、変更可能

ケーブルは編み込みでねじれに強い

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編み込みケーブルはねじれに強い
 ここはAnkerなので安心というところですが、個人的にケーブルは編み込みが好きです。ねじれに強く扱いやすいからです。実際にものを見てもそこは間違いなかったですね

Anker USB-CでCD音質とハイレゾ音質を聴き比べ

 

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Amazon Music HD で音源のフォーマットと再生機器のフォーマットを確認できる

 CD音質とハイレゾ音質がどれぐらい違って聞こえるかはいろんな要因があるので違うと思いますが、AnkerのUSB-C ハイレゾDAC + ゼンハイザー IE100PRO で聞くとその違いはわかりました。ハイレゾ音源で聞いたほうがよりクリアになった感じです。ハイレゾで一度聞いたら戻れないというほどの違いではありませんが、ハイレゾのほうが音が綺麗というのはわかりました。

 おそらくもっと再現性の高いイヤホンやヘッドホンで聞けばはっきりとわかるかもしれませんが、とりあえずnkerのUSB-C ハイレゾDACハイレゾを体験できると思います。

EarPodsのマイクも認識

 ステレオプラグ(3極)でなく4極のマイク付きのEarPodsを刺してみて、スマホの録音アプリを起動してみると、外部マイク(USB)としてEarPodsのマイクが認識されました。これは想定していなかったのですが助かりますね。

結論

 1,500円でハイレゾで再生できるのはとても手軽だしいい時代になったなと思いました。お金をそんなにかけずにスマホでも良い音で楽しみたい方にはちょうどよいDACだと思いました。