POLY SYNC 20 リモートワークのビデオ会議で最適な低音がしっかり鳴るスピーカーフォン
リモートワークでビデオ会議で使うマイク、ヘッドホンとしてとにかく耳を塞がない長時間使っていても疲れないという軸でSONYのSRS-NB10を愛用していましたが、最近はもっぱらPOLYの SYNC 20 というスピーカーフォンを利用している時間がどんどん増えています。なぜそうなったのかも含めPOLY SYNC 20についてレビュー書いてみます。
3行でまとめると
- スピーカーフォンなので机に置いておくだけでOK
- SYNC 20はスピーカーフォンとしては低音がしっかりでるので相手の声が自然に聞こえる
- BGMなどの流し聞きのスピーカーとしても十分
目次
- 3行でまとめると
- 目次
- スピーカーフォンは会社の会議室だけのものではない
- なぜ数あるスピーカーフォンで POLY SYNC 20をオススメするのか?
- POLY SYNC 20 のイケてないところ
- まとめ
スピーカーフォンは会社の会議室だけのものではない
会社の会議室にスピーカーフォンが設置されている場面も多いと思います。会議室に1つあれば会議室の会話を相手に届けることができるし相手の声も会議室全員で聞くことができて便利です。そして会議室のためだけにあるように思ってしまうスピーカーフォンですが、条件によってはリモートワークでの自宅でのマイク、スピーカーとしても最適な場合があります。
なぜスピーカーフォンがリモートワークで最適なのか?
まずイヤホン、ヘッドホンをする必要がないので長時間の利用でも耳が疲れません。また、耳を塞がないので話す自分の声のフィードバックがあるので話しやすいということもあります。
さらに、急な会議でもイヤホンを装着したりなどの作業もないため準備も楽ですし常設しておくことができるメリットもあります。
また、スピーカーフォンには物理マイクミュートボタンが付いているので、咳をする場合やちょっとミュートにしたい場合にソフトウェア上のマイクミュートボタンを探さなくてもすぐにミュートのON/OFFができるのはとても便利です。
がんばって外部マイクやイヤホンでリモートワークのビデオ会議をやっている人の中には実はスピーカーフォンがベストな解決方法だという人が多いんじゃないかなと思います。ただし、スピーカーフォンを使える家庭条件もあるのでかんたんに次にまとめてみます。
スピーカーフォンが自宅に最強になる場面
同居人に会議の音が漏れても大丈夫なこと
スピーカーフォンはスピーカーから会議の音が聞こえるため自分だけではなく周りにも音が漏れます。同居人に会議の音声が漏れても大丈夫なことが条件になります。もし、会話の内容が漏れてはいけないのであればそもそもスピーカーフォンは使えません。
比較的静かな環境であること
ノイズキャンセルの機能はついているとはいえ自分の声以外の子供の声や家庭音がなっている場合はノイズキャンセルがそこまで効かずに相手に聞こえてしまうことがあります。ある程度静かであることが条件にはなります。
なぜ数あるスピーカーフォンで POLY SYNC 20をオススメするのか?
スピーカーフォンはいっぱいあります。有名どころでリモートワークで考えるとなると Jabra Speka 510、Anker PowerConf S3, POLY SYNC 20 あたりが定番でしょうか。
これらの中でスピーカーフォンだけでなく通常のスピーカーとしてyoutubeなどの動画を見るときに十分使えて、ノイズキャンセルも優秀で会議の相手の声が聞きやすいものは?というと自分の中では POLY SYNC 20がベストだと思います。
POLY SYNC 20 はとにかく低音が出るスピーカーフォン
スピーカーフォンは数多くありますが、どうしても会議用のおまけなスピーカーという印象があり、相手の声がスカスカに聞こえるものが多い印象です。その中でPOLY SYNC 20に搭載されているスピーカーはちょっと低音がですぎなぐらいしっかり低音が出るスピーカーが搭載されています *1 。
Jabraとの比較動画あるので見てみてください。すぐ違いがわかると思います。
また低音出過ぎな感じありますが、ソフトウェアからイコライザ設定でBassを強調するかどうかを選べます。Flatにしておいても十分低音でるぐらいです。
POLY SYNC 20 は相手の声がとても自然に聞こえる
低音がしっかり鳴っているからだと思いますが、会議で相手の声が目の前で話してくれているかのような臨場感を感じます。これは結構リモート会議においては重要で長時間の会話でも脳みそが疲れづらいと感じます。この経験をしてしまうと、なかなかイヤホンやヘッドホンに戻りづらくなってしまいました。
POLY SYNC 20 は 机に置いて起きやすいサイズ、形状
スピーカーフォンはどうしても丸かったり真四角だったりして場所をとりがちなものが多いのですが、POLY SYNC 20 は長方形でそこまで大きくもなく机の上においておくのもさほど邪魔にならないサイズ感です。キーボードの近くに配置するとどうしてもキータイプを拾いやすくなってしまうのでその点は注意ですが、設置場所にこまるということは無いと思います。
POLY SYNC 20 のイケてないところ
操作音デカすぎ
"接続が切れました" などの音声案内の音量がでかすぎ!これは会社の会議室などではこれぐらいの音量でいいと思いますが、自宅で使うにはデカすぎです。しかもアプリケーションから設定変更もできずという。これはいつかのソフトウェアアップデートで音量調整できるようになってほしい...
USBケーブルが短かい
ケーブルの長さは70cmぐらいなので社内の会議室で使う場面によってはもう少し長いほうが良いなと思うことがあります。ただ、BT接続できるのでケーブルが足らないからといって困ることはそんなにないんですが。
ポータブルにしては重すぎ
あまり持ち運びすることは無いのですが、大容量のバッテリー内蔵ということでスマホなどにも充電できるモバイルバッテリー代わりになるというメリットもあるんですが、その分どうしても重くなってます。もう少しバッテリー容量減らしていいので軽くなってくれると良いなと思います。ただ、これはスピーカーフォンそのもの性能とは関係ないですね
まとめ
リモートワークで多くのマイク、ヘッドホンを使ってきましたが最終的にはある程度の音質で、とにかく会議での脳みそへの負担が少ないものを使うことを考えるとPOLY SYNC 20 のスピーカーフォンを使うことが断然多く鳴っています。もちろんより音質を重視しなくてはならないような場面(カンファレンス登壇、録画など)では外部マイクやイヤホンを使うことはありますし用途によって使い分けていますが、意外とスピーカーフォンという選択肢に気づいていない人が多い気がするのでビデオ会議で疲れ気味な方は検討してみてはいかがでしょう?
*1:カタログでは"スピーカー 1 x 40 mm 高性能音楽用スピーカー"