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音響や配信に関するメモ書

AVIOT TE-D01gv レビュー : コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホン

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AVIOT TE-D01gv

3行でまとめると

  • よくわからない安い中華品の完全ワイヤレスを買わずにAVIOTを買えば失敗しない
  • この価格でこのスペックかという充実ぶり。接続がめっちゃはやで快適
  • 音質は必要十分。youtubeを聞いたりなどの用途では十分

目次

AVIOTのコスパ最強完全ワイアレスイヤホンが TE-D01 gシリーズ

 amazonで完全ワイヤレスイヤホンを探すと数千円のものが見つかりますが、実際に使ってみると音がスカスカだったとかすぐ壊れたとか色々聞きます。スペックだけ見ると同じなのに音も違えば使い心地もつけ心地も違うなんてことはよくあります。そういった中でAVIOTのTE-D01gは実際に使った人の満足度が高い完全ワイヤレスイヤホンで有名です。普段は ゼンハイザーの TrueWirelessを使っている自分が AVIOT TE-D01gvを聞いてみたらどうだったかを実機レビューしたいと思います。

 本当は TE-D01gを買おうと思ってたのに、なぜかgvを買ってしまったので音質についてはゲスの極み乙女によってチューニングされているコラボバージョンになります。が、イコライジングによる調整なので傾向は基本同じだと思うので気にせずにレビューしてみたいと思います。

AVIOT TE-D01gv 実機レビュー

外観

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AVIOT TE-D01gv 外観

 まず第一印象が「めちゃ小さい!」でした。これであればカバンに入れて持ち運びするとしても邪魔にはならないですね。実売8,000円と考えると値段相応な感じです。蓋部分とケース部分の材質が異なっているのが意図的なのかもしれませんが蓋の材質がちょっと安っぽさがあります。

 丸みのある本体は持ちやすく、重さも内蔵バッテリーのずっしりさはありますが決して重いと感じるほどでもなく "ちょうどよい" 感じです。

 type-cの端子があるのと、充電状態がわかるLEDランプが付いています。このあたりはシンプルで好印象。

イヤホン単体で最大連続11時間、ケースを併用すれば最大50時間の再生が可能です コーデックがaptX™やaptX™ Adaptiveの場合、2-3割程度再生時間が短くなります。

とのことなので、aptXでの接続が普通なので実質8時間程度といった感じでしょうか。それでも一日の使用を考えると十分だと思います。

装着感

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丸みを帯びた本体と物理スイッチ

 本体は丸みを帯びています。サイズはゼンハイザーのCX 400BTに比べるとかなりコンパクトです。ケースとは磁石でくっ付くのですがかなり強力なのと本体の表面がツルツルしているので片手で取り出すのはちょっとコツがいります。

 耳に装着するときはぐっと回して密着させる方式でかなり密封性があると思いました。耳への圧迫感もそこまで強くなく、本体も軽いためつけ心地は悪くはありません。ただ長時間つけるとなると密着性が高いので耳が疲れると思います。ここはイヤーピースを長時間でも疲れないものに変えるなど工夫は必要だと思います。これはTE-D01gに限らずどの完全ワイヤレスイヤホンでも言えることだと思います。

 そして特筆すべき点はペアリングの速さです。音声で接続したら教えてくれるのですが、場合によっては耳に装着する前にペアリングが終わってます。これはUX最強です。

 その一方でイマイチな点は物理ボタンが硬い点。これは誤操作を防ぐことに一役買っていることは間違いないのですが、ボタンを押すのに結構力を入れないといけないので耳をぐっと押す感じになってしまします。これは自分にとっては操作しづらいなぁと感じました。

TE-D01gvのコスパが高いといわれるわけ

 この価格でおかしいスペックになっているのでコスパが高いと言われるのですが

Bluetooth 5.2対応

 まだ対応している機器が少ないと思いますが、最先端です。ペアリングがめちゃくちゃ速いのももしかして5.2に対応しているからかもしれないですね。

fielddesign.jp

aptX Adaptive 対応

 aptX 対応していたり 上位機種では aptX LL 対応しているものもありますが、aptX Adaptive 対応している機種は少ないと思います。それがこの価格帯で対応しているのはすごいです。*1

Qualcomm TrueWireles Mirroring で左右どちらだけでもリスニング可能

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 LR両方とも親機、子機になれるという仕組みで、つまりはどちらの片耳だけでもリスニングが可能です。用途としてはWeb会議などのモニタリングとして利用するときに片耳だけで聞きたい場合に左右どちらのイヤホンをしていても聞くことができるわけです。通常の完全ワイヤレスイヤホンは左右どちらかが親機になっているため、親機側でしか片耳で聞くことができないのです。それがTE-D01gではできてしまうのだからこの価格でこの機能はやばい

音質

Amazon Music Unlimited - TOTO 『Tambu』

 TOTOの I Will Remenber のイントロのタム回しが左右の音の位相変化や空気感がわかるので聴き比べ。

 一言でいうと価格相当。いわゆる解像度はそこまで高く感じないけれどきちんと立体感はわかるし低音がなりすぎだとか高音が耳障りということは感じません。

 解像度がそこまで高くないのでリバーブの残響成分はちょっと潰れてしまう感じです。でも、それはよりゼンハイザーTrue Wireless2の解像度の高い機種と比べてということであって決して解像度が低くて駄目ということではありません。

 もし、同じ価格帯でより解像度が高く臨場感あふれる音を聞きたいのであれば、バランス接続できるワイヤード(有線)のイヤホンを探したほうが同じ価格帯では満足度は高くなると思います。

 完全ワイヤレスでそこそこ満足でき違和感なく音楽をリスニングしたいという方にはおすすめできます。

 今回の実機は TE-D01gではなく TE-D01gvなので、おそらくロックを聞く人により快適な感じでEQ調整されていると思いますがTE-D01gがもつ特徴は変わらないと思います。

まとめ

 なによりこの価格でこのスペックはスゴイの一言です。接続が切れづらい設計や、ペアリングの速さなどTE-D01gよりも価格の高い機種よりもむしろTE-D01gのほうが優秀と感じる部分すらあります。

 音質より機能の充実さのほうがおすすめする理由になってしまいますが、音質もずば抜けて良いとは言えまないとはいえ、この価格帯でこの音質であれば必要十分だと思いました。

 安い中華完全ワイヤレスイヤホンに手を出してしまい後悔した人には間違いなくおすすめする1台です。

*1:イヤホンが対応していても送信側も対応していることが必要なので注意