ゼンハイザー MOMENTUM True Wirelessレビュー : 買ってよかった完全ワイヤレスイヤホンタイプ
3行でまとめると
- ゼンハイザー(Sennheiser) のMOMENTUMの冠をもつ 完全ワイヤレスイヤホン
- 音はフラットというよりは中低音がしっかり鳴っている。音の定位がよくわかる。
- タップによる操作はシンプルだけど慣れるまでちょっと大変
目次
- 3行でまとめると
- 目次
- ゼンハイザー初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」
- スペック
- 外見
- つけ心地: 軽いズレない違和感少ない
- 音質: リスニングにぴったりでイヤホンでもしっかりした定位が分かる
- 使い勝手: タップ操作がシンプルだけどちょっとむずかしい
- 電話のマイクはぎりぎり実用範囲
- Smart Control App のEQは直感的操作
- まとめ
- ショップリンク
ゼンハイザー初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」
Sennheiser MOMENTUM True Wireless
以前、ヘッドホンで一通り試聴した結果自分が圧倒的に好印象だったのが MOMENTUM On-Ear でした。なので、そのMOMENTUMの冠を持つ完全ワイヤレスイヤホンときたものだからこれは間違いないだろう!と超期待していた製品でした。今回、発売日にふらっと 渋谷のeイヤホンに試聴しにいったつもりがまさかの在庫があってしまったがために買ってしまった次第。
大丈夫。後悔はしていない。
というわけで、一日近く使ってみて気づいたレビューを書いてみたいなと。別に数々のイヤホンに精通しているわけではないので個人的な偏見があるかもしれませんがそこはご了承くださいませ。
スペック
イヤホン内蔵のバッテリーはフル充電から約4時間の連続音楽再生が可能。手のひらサイズの充電ケースを併用すれば合計約12時間も使えるスタミナを備えています。
- 型式:ダイナミック・カナル型
- 周波数特性:5~21,000Hz
- 感度:107dB(1kHz/1mW)
- 本体重量:約13.2g
- パッケージサイズ:150×90×65mm
- パッケージ重量:285g
- 対応コーデック:SBC/apt-X/apt-X LL/AAC
- Bluetooth 5.0
- 付属品: USBチャージングケース/USBチャージングケーブル/イヤーピース(XS、S、M、L)
外見
まずは充電ケース。完全ワイヤレスイヤホンによくあるケースはプラスチックが多い印象です。しかしMOMENTUMは布生地で覆われているので安っぽさがありません。注意点は汚れたら洗えない点。持った感じは大きさに見合った重さといったところ。充電のバッテリーも入っていますがずっしりというほどでもなく。接続はTYPE-C。かなり短いケーブルが付属しています。Macbook から充電するとかならこの長さで十分だけどもうちょっと長いほうが嬉しかったかな。充電状態は端子横のボタン押すとランプの色でわかる仕組み。シンプルで十分ですね。
イヤホン本体の外見も安っぽくなく、稀に他社でみるでっかいなーという印象もなくちょうどよいサイズだなという印象。充電ケースには磁石でカチっとはまるので取り出しもやりやすい。この大きさでバッテリーもレシーバーも入っていてって今の技術はすごいですね。。。
つけ心地: 軽いズレない違和感少ない
耳に入れたあとにちょっとひねる感じでフィットします。圧迫感はそこまでないし重さをそんなに感じないのにびっくり。4時間連続でつけていても重くて疲れるということはなかった。首を激しめにふってみても落ちそうに感じることもないのでかなり安定してるんじゃないかなと思いました。ただ、フィット感強い分奥までしっかりいれると耳がちょっと痛くなってくる感じはあります。
音質: リスニングにぴったりでイヤホンでもしっかりした定位が分かる
肝心な音。中低域がしっかりでてます。フラットではなくリスニングで心地よい感じ。低音が出ているとはいっても自分が持っている Bose QuietControl 30 wireless headphones のようなゴツさはなくてしっかり鳴っている低音といった印象。ただ中域の癖が曲によってはボーカルの声に影響しているようで籠もったように聞こえるかもなぁと思いました。このあたりは自分のよく聞く曲で試聴してみることをおすすめ。また、ある程度キャラクターは独特なEQで調整はできる(グライコEQではなくパライコEQっぽいけど、1つまみでキャラクターを変えるみたいな独特なUIだった)
また、イヤホンってどうしても近くで音が鳴ってるものが多くてそれが苦手なんですが、MOMENTUM True Wireless はヘッドホンで聞いている感覚に近くてちょっと離れたところから聞こえてきて空間が感じられる。なので、音の定位もしっかりわかるし空間系のエフェクトのかかり具合や曲のブレイクがしっかりわかるなぁと。
耳にかなりフィットしているので遮音性もしっかりしているのでそこまでボリュームはあげなくても全然大丈夫。フルボリュームの音量で聞くことはないレベル。7割ぐらいをMaxにして、その中で微調整できたほうが良かったかな。ボリューム1メモリの音の変化がちょっと激しくてもう少し微調整できたほうが嬉しかった。
BT接続でしかも完全ワイヤレスでこの音質なのでさすがゼンハイザー MOMENTUMだなと思いました。
使い勝手: タップ操作がシンプルだけどちょっとむずかしい
左右のイヤホンをタップする回数でいろいろ操作が行えるのですが、慣れるまでは難しい。特に、ボリュームの上下は長押しなんですが、微妙に音上げたいとおもっても微調整難しいのはなかなか厳しい。。本体ではなくてスマホアプリからやったほうがストレスフリーだなと思いました。
ノイズキャンセル機能はないですが、それなりのフィット感あるのでリスニングに邪魔になるほど外部の音が入ってくることはないのですが、コンビニなどのレジでは流石に店員の声は聞こえづらいです。しかし、トランスパレントヒアリング (周囲の音をマイクで拾って聞こえるようにする機能)がついており、ONにすることでイヤホンを外すことなくコンビニとかで店員の声は十分に聞こえた。完全独立なので片方だけ外して首に掛けてみたいなことができないのでこういう機能は嬉しい。
もし片方だけ外すともう片方からも音が流れなくなり、どうやら左右のイヤホンがお互いの距離を常に見ていて離れるとミュートされる機能があるみたいですね。
本体の電源は充電ケースにいれるとOFFになり、取り出すと自動でONに。シンプルですね。ただシンプルすぎて接続先の切り替えは本体からできず接続された機器から接続を切らないといけない点はちょっと不便だなと感じた。
本体のバッテリー残量は本体側だけではわからないのですが、充電ケースに入れてランプみて大体把握するか、ゼンハイザーのスマホアプリから%表示で確認するかだった。今のところはこれで困ったことはないですね。
電話のマイクはぎりぎり実用範囲
電話でのヘッドセットとしても使えるということだったので使ってみた。マイクは耳の部分にあるのでそこまで期待していなかったけど相手側はちょっと声が遠く聞こえるぐらいで問題なさそうだった。おまけでついてるレベルではなくて実用的レベルだと思いました。
Smart Control App のEQは直感的操作
Smart Control App を使うことでEQなどの調整ができるので触ってみた感想。まず起動画面。左右のバッテリー残容量が%で見えるのは嬉しい。なぜか右側だけ減りが早い?これは設計上そういうものなのかもしれない。
設定画面。タップ操作でよくsiriを呼ぶつもりないのに呼んでしまうとかは設定でOFFにしちゃえばいいってことか。なるほど。
これがEQ設定のヘルプ画面。帯域のどこかをタップしてそれに合わせてカーブがぐにょーんと変化する。真ん中上部をタップするといわゆるドンシャリになる。 細かく設定したいのであればこのアプリではなくて別にEQを使ったほうがいいですね。EQというかMOMENTUM True Wirelessのキャラクタを決めるみたいな使い方かなと。
あとは、アプリで接続している端末を切り替えられるようになってくれたら最高なのになと思いました。このあたりはソフトのアップデートに期待ですかね。
ちょっとローが出すぎかなーとかだとセンター右あたりをタップするといい感じになります。
まとめ
価格が高いけど、それだけの満足度あるイヤホンで買ってよかったなと自分は思えました。 すごく解像度が高いフラットなイヤホンが欲しい人にはあまり向いていないかもしれないですが、いいかんじに心地よく音楽聴きながら出勤したいとかにはピッタリだと思います。 しばらく売り切れ状態が続きそうですが、ぜひ手にとって視聴してみることをおすすめします。
ショップリンク
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